バンテアイ・チュマール & ホームステイ

シェムリアップから車で約2時間半。バンテアイ・チュマールは、アンコール・トムで有名なジャヤヴァルマン7世が、13世紀に建立した仏教遺跡です。この遺跡は、王の息子の供養のために建てられたと伝えられています。

現在は崩壊が激しいですが、バンテアイ・チュマールもバイヨン寺院に似た四面仏顔の搭を有しています。

南北約750メートル、東西約1600メートルの掘りに囲まれており、回廊の大きさは、東西約800メートル、南北約600mと、アンコール遺跡でも最大級。しかし、内戦や盗掘、雨や日光などの自然現象により、内部は崩壊が激しく、瓦礫の上を移動することになります。

遺跡の見どころは、回廊の外壁にびっしりと描かれたレリーフです。

ジャヤバルマン7世は、土地を侵略したチャンパの軍を撃退した後に即位しました。そして更にチャンパに侵攻、領土とすることで、アンコール朝の勢力範囲を拡大した王です。チャンパ軍との戦争の様子のレリーフは、バイヨンでも有名ですが、バンテアイ・チュマールにもその様子が多数残されています。

その他にも、当時の人々の生き生きとした生活の様子や、ここでしか見られない巨大な千手観音像のレリーフなどを見ることができます。


・ローカルな村で、伝統家屋に宿泊。ホームステイ

バンテアイ・チュマールのすぐ近くにある、ツーリスト・オフィスが運営する伝統家屋に、一泊ホームステイしていただきます。

遺跡見学の後は、村内を散策したり、レンタサイクルで出かけたり。地元のマーケットを見学してみるのも、よい体験となるでしょう。

バンテアイ・チュマールの回廊のレリーフを、より時間をかけて見たい方にも最適です。

ホームステイ用の高床式伝統家屋では、一階にあたるスペースにあるハンモックで、ゆったりした時間の流れを楽しみます。食事は夜と朝食付き。夜は昔懐かしい、蚊帳の中で眠りにつきます。

ホームステイ2日目は、バッタンバン州に足を伸ばして、名物アトラクション・バンブートレインに乗ります。

バンブートレインの詳細はこちらをご覧ください。

バッタンバン名物・バンブートレイン

 

森の中にひっそりと眠る遺跡、バンテアイ・チュマール

回廊に描かれた、多種多様なレリーフは圧巻です。

崩壊の激しい内部。容赦ない自然の力と、内戦・盗掘などの行いを黙して語っています。

カンボジアの永遠のアイドル、アプサラのダンス。右の人物は観客でしょうか、歌い手でしょうか。想像力をかきたてられます。

獅子の怪物、ナラシンハーと戦う勇者。一説にはジャヤヴァルマン7世の息子と、怪物化した大臣の争いを描いているとあります。

馬を利用した戦車。王の権力の象徴である軍隊の様子が、克明に記録されています。

捕獲され、縛られたワニ。大昔は野生のワニが棲息していたことを示します。

同族の、切断された頭を掲げるクメール人。権力争いの結果でしょうか。

漁の様子。当時の人々の生活が生き生きと描かれています。

大きな千手観音のレリーフ。現在は2体のみ残っています。

ホームステイの部屋の一例。心休まる総木造り。夜は蚊帳を利用します。

6つあるうちの、ホームステイ用の家の一つ。伝統的な高床式住居です。

御希望の方には、牛車体験をおすすめします。

バンテアイ・チュマールのある村。訪れるツーリストは、とても少ないです。

欧米人に人気のアトラクション、バンブートレイン。

片道7キロ、合計14キロ。田舎を風を切って走ります。
"バンテアイ・チュマール"の関連ツアー

バンテアイ・チュマール ツアー
110ドル

ホテル発(7:00)→ホテル着(17:30頃)


※お二人以上の場合。お一人様の場合は220ドルとなります。
※遺跡の入場料、5ドルが別途かかります。(予告無く変更になる場合があります)
※バンテアイ・チュマールのお昼は、サンドイッチのお弁当付き。
※日本語ガイド
※冷たい飲料水付き
※エアコン車両込み

→お問い合せ・お申し込みはこちらから

バンテアイ・チュマール & ホームステイ ツアー
250ドル

1日目:ホテル発(8:00)→バンテアイチュマー(11:30)→チェックイン→昼食(ホームステイ内)→遺跡観光スタート(13:30)
→村内観光・自転車屋または牛車(17:00)→ホームステイ戻り(18:30頃)→夕食(19:00)

2日目:朝食(7:00)→バッタンボン バンブートレイン(9:30)→昼食(12:30)→ホテル着(17:30頃)


※お二人以上の場合。お一人様の場合は500ドルとなります。
※宿泊施設利用料、夕食、2日目の朝食が付きます。
※バンテアイ・チュマールのお昼は、サンドイッチのお弁当付き。
※遺跡の入場料、3ドルが別途かかります。
※日本語ガイド
※冷たい飲料水付き
※エアコン車両込み
※バンブートレインの乗車料込み

バッタンバン名物・バンブートレインの詳細はこちら

→お問い合せ・お申し込みはこちらから